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最新のニュース 2016年2月20日 第1印

 

「武満徹・音楽創造の旅」著作:立花隆 文藝春秋社 4000円

 

待望の立花隆の著作が出版されました。

恋愛、青春、人生から創作の秘密まで、日本音楽界の巨星に「知の巨人」が迫る、前代未聞の傑作ノンフィクション!

完結後18年のときを経て、ついによみがえる!

私も2006年の東京オペラスティーの武満さんのコンサートの時に、偶然お見かけし、是非とも出版してくださいとお願いしたことを覚えています。いろんな方が声を届けていらっしゃたのですね。さっそく購入しました。

 

「ドミニク・ヴィス&ストラディヴァリア」コンサート

 

 出演:ドミニク・ヴィス(カウンター・テナー)

    高橋美千子(ソプラノ)

    ストラディヴァリア(バロックアンサンブル)

 

 曲目:ヘンデル

    ◆歌劇「セルセ」より“オンブラ・マイ・フ”

    ◆歌劇「ジュリアス・シーザー」より

     “涙のために生まれ”、“愛する人よ!美しい人よ!”

     その他

    ヴィヴァルディ

    ◆歌劇「ナヤゼット」より“私は蔑ろにされた妻”

    ◆歌劇「モテズーマ」より

     “もし今日、この日に私が死ぬことを

     その他”

 

 日時:2015年9月16日(水) 14:00~

 会場:福岡シンフォニーホール 

 

 自らのレパートリーをバロックおよび古楽に限定することなく、現代音楽も頻繁に手がける。50を超えるCDをリリースしている。武満徹のソングを歌ったCDも発売した。

過去福岡でも、コンサートで武満の曲を歌った。個性ある声と表現力をもった特別な歌手。

アンコールに武満徹の「小さな空」を歌われました。

 

 

 

 

吉原すみれ パーカッションリサイタル2014

 ≪武満徹特集≫

 

出演:吉原すみれ 山口恭範 菅原淳 小森邦彦 前田啓太

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

    指揮:杉山洋一   

曲目:カシオペア~打楽器ソロとオーケストラのための(1971)

   ムナーリ・バイ・ムナーリ ~打楽器のための(1967~72)

   雨の樹~3人の打楽器奏者のための(1981)

   フロム・ミ・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム

       ~5人の打楽器奏者とオーケストラのための(1990)

日時:2014年11月21日(金) 19:00~

会場:東京オペラシティー コンサートホール

 

武満徹の打楽器の響きとオケの響きの世界を鑑賞します。打楽器の魅力的な音の響きが楽しめると期待しています。吉原すみれさんから直接福岡でチラシをいただきました。

 

 

 

天才作曲家 早坂文雄 幻のテープが語る『7人の侍』

 

WoWoテレビ放映

日時:2014年11月8日(土) 13:00~

 

 黒沢明監督と協働で映画音楽を創造した早坂文雄。作曲は独学で勉強し、1938年雅楽的な色彩の強い「古代の舞曲」でワインガルトナー賞を受賞。その後上京して音楽活動をし、すぐれた方法論うちたて映画音楽の可能性を追求した。『羅生門』、『酔いどれ天使』、『7人の侍』等名高い作品がある。

 番組では、娘の絃子さんに聞いた貴重なお話が聴けるとたのしみです。

 武満徹も早坂文雄の映画音楽の弟子の関係です。後の黒沢監督と『どですかでん』、『乱』で映画音楽で協働しました。番組の中で、ふれられるかもしれません。

 

 

武満徹の音楽 第4回

武満徹の愛した響き

 

出演:山口恭範 吉原すみれ 三橋貴風 田中之雄 他

 

日時:2013年11月22日(金) 19:00~

会場:文京シビックホール 小ホール

 

武満徹の邦楽の響きと打楽器の響きの世界を鑑賞します。邦楽の世界の幅の広さ。打楽器の魅力的な音の響きが楽しめると期待しています。

 

実験工房展 ~戦後芸術を切り拓く~

 

日時:2013年10月5日~11月10日

会場:北九州市立美術館分館リバーウォーク北九州5F

   ℡ 093-562-3215

 

「実験工房」は、1951年に結成された総合芸術家集団です。第二次世界大戦後、社会全体が復興への動き出したころに、芸術世界でも自由で新しい表現を、美術や音楽、文学などの領域を超え、多彩な分野の芸術家たちが集うグループ「実験工房」が誕生しました。

彼らの特色は、さまざまな芸術家が協働し、ダンスや音楽、演劇、映画などの総合芸術ともいうべき創作活動を展開し、新しい技法を積極的に制作手法として取り入れ、多くの先駆的作品を残しました。いろんな分野の芸術家が協働することで化学反応のように様々な新しい工夫と創造が出現する貴重な活動でした。

今回は、重要な運動団体として近年再評価されつつある「実験工房」の足跡が紹介されます。

11月2日には、再現コンサートが企画されています。

【第一部】「ミュージック・コンクリート/電子音楽オーディション」再現コンサート 17:00開演

【第二部】「実験工房 ピアノ作品演奏会」再現コンサート 19:00開演

貴重な企画展ですのでぜひ鑑賞してください。

武満徹氏も「実験工房」に参加し、お互い仲間とにいろいろ刺激しあい充実した活動を体験した時代と思います。武満さんにとっても大事な場だったと思います。

 

 

 

小林健二展『Witches`Relics-魔女たちの遺品-』

 

日時:2013年10月19~11月17日(日)11:00~19:00 月曜休廊

会場:Gallery MORTA

   郵便0-0012 福岡市中央区赤坂3-9-28ロフティ赤坂2F

   ℡092-716-1032

 

魔女たちの遺品というテーマでいろいろな作品が展示されます。独特なオブジェの作品も展示されるようです。小林健二さんは、若いころ武満徹さんとも酒場で会話したことがあるそうです。電子音楽にも興味があり、ピアノの音を電子的に加工した独自のCD作品も発表しています。ギャラリーも素敵な空間です。

 

アジアフォーカス福岡国際映画祭

篠田正浩監督スペシャルトーク

 

日時:2012年9月18日(水)14:25~

会場:キャナルシティー劇場ホワイエ

 

~過去はいつも新しい~

国際的にも高い評価を受け、現在でも執筆など多彩な活動を続ける篠田正浩監督をお招きし、日本映画の1964年や自作についてなど、映画にまつわる深くて幅広いトーク。聞き手は本品映画祭ディレクター梁木靖弘。

 

特養建設 チャリティーコンサート

Divaあんど谷川俊太郎

 

日時:2013年9月7日(土)開場 12:30 開演:13:30

会場:西南学院大学チャペル(福岡市早良区西新6-2-92)

入場料:3500円

主催:宅老所よりあい  よりあいの森をつくる会

お問い合わせ先:よりあいの森 ℡092-845-0200

       チラシに申込み方法が書いてあります。

       ブックスキューブリックでもチケット販売します。

       ℡092-711-1180

 

谷川俊太郎氏は、青年時代に武満徹と出会い、お互いの人間性に共感し、一緒に作品をつくったものもあります。武満さんの一番の理解者と思います。家族ぐるみの付き合いもあり、谷川さんの息子の賢作さんへの誕生への祝の作曲の楽譜もあります。谷川家の家宝だそうです。谷川家と武満家とはとても深い付き合いです。

 

 

 

 

 

鈴木大介 ギター・リサイタル

 

日時:2013年7月2日(火) 19:00~

会場:佐賀市文化会館 中ホール

 

武満徹が認めたギターの音色。いろんなジャンルにも挑戦している鈴木大介氏のリサイタルです。一度聴けば、虜になる音の魅力があります。

 

 

タルコフスキー 生誕80周年記念映画祭

 8作品を2週間にわたり日替わり上映

 

 日時:2013年1月5日~18日(金) 連日18:30~

 会場:福岡市KBCシネマ1・2にて

 

 「惑星ソラリア」「ノスタルジア」などを送り出し、1686年に逝去した巨匠アンドレイ・タルコフスキーの8作品が上映されます。旧ソ連出身のタルコフスキー監督は、水、雨、光など自然を駆使した抒情的な作風で映像の詩人と呼ばれ、後の映画人にも多大な影響を与えている。チェルノブイリの原発事故を予見したかのようなストーリーで知られる「ストーカー」など、SF作品でも高い評価を得ている。上映作品は「ローラーとバイオリン」「僕の村は戦場だった」「アンドレイ・ルブリュフ」「惑星ソラリス」「ノスタルジア」「サクリファイス」「鏡」。武満さんも凄くファンで、逝去したときに追悼の曲を作曲しています。タルコフスキーの映像を武満さんの音楽を流して鑑賞するととてもあっています。資質が似ているのでしょうか。

谷川俊太郎と石川セリの世界~詩と音楽の贈り物~

  あなたとわたしのハートフルステージ

 

 日時:2012年12月22日(土) 13:30 開演

 会場:大野城市まどかぴあ大ホール

 主催:公益財団法人大野城史まどかぴあ男女平等等推進センター

 

出演者:谷川俊太郎、谷川賢作、石川セリ

 

内容は把握していませんが、武満さんとの深い交流のある方々ですから、武満さんの歌の演奏もあるかもしれません。石川セリさんは、武満の要望で武満徹のうたシリーズをCD録音しています。とても贅沢な演奏家の方々が背景の音楽を伴奏しています。編曲も豪華な作曲家がやっていますのでとても楽しめるCDです。ぜひ、セリさんの歌も聴いてみてください。ちなみに、武満さんのうたについては、はかなり自由にアレンジが許可されているようです。

遠い呼び声の彼方へ!

    武満徹の音楽 シリーズ第3回

 

 日時:2012年11月23日(金・祝)  15:00開演

 会場:文京シビックホール 大ホール

 主催:公益財団法人 文京アカデミー

 

演奏曲

 第1部

 弦楽のためのレクイエム

 樹の曲

 地平線のドーリア

 アステリスム

 第2部

 フォー・アウェー

 十一月の霧と菊の彼方から

 冬

 遠い呼び声の彼方へ!

 

構成・お話 大原哲夫

シビックホールでの演奏会も三回目。今回は、武満の初期のオーケストラ作品を中心に、できるだけ作曲年順に、今まであまり演奏されることのなかった作品も紹介。ほかに高橋悠治のソロ、漆原啓子とのデュオの構成。若き日の武満徹の音楽にかけた熱い思い、そして、その後の武満徹の音楽の軌跡をたどることができるコンサートです。

小室等&こむろ ゆい コンサート~うたの風の中でvol.14

 

日時:2012年10月21日  開演 18:30~

会場:古材の森

 福岡県糸島市前原中央3丁目18-15

 ℡ 092-321-4717 JR筑前前原駅より徒歩10分

料金:前売 3500円  当日 4000円

問い合わせ・予約 092-321-4717(古材の森)

         090-4475-8477(山北)

 

歌・ギター:小室等     歌・ウクレレ:こむろ ゆい

 

小室等氏は2011年には音楽活動50年ライヴを行った。現在はソロ、六文銭09、ロニセラ、ラニヤップの4形態で活動中。武満徹氏とも交友関係は長く、武満企画で司会・演奏も努めています。ゆいさんは、小室さんの娘で一緒に音楽活動を展開しています。武満氏の歌の演奏もあるかもしれません。

 

朝のコンサート vol.3

 

日時:2012年10月10日 第一公演:11時   第2公演:14時

開場:Hakuji Hall

全席指定:3000円

 

ビィラ=ロボス ブラジル風バッハ5番よりアリア

ピアソラ    オブリヴィオン

武満徹     翼     その他

 

歌:波多野睦美     ギター:大萩康司

 

波多野睦美さんは武満さんの歌をいろいろ歌っています。ノンビブラートの声の響きは格別です。大萩康司さんは九州でギターを研鑽し世界にも知られる存在です。やわらかさとしなやかさをもつ才能あるギターリスト。武満さんの曲もたくさん演奏しています。

 

生誕80年岩城宏之メモリアルコンサート東京公演

 

 日時:2012年9月6日(木) 18:00

 会場:東京オペラシティコンサートホール

 

第1部 ●武満徹:ノシタルジア、他

 

第2部 ●外山雄三:管楽器のためのラプソディ(岩城編)

     ●林光:「原爆小景」より水ヲ下サイ、他

    

第3部 ●西村朗:ベートーヴェンの8つの交響曲による小交響曲

     ●ベートーヴェン:交響曲第9番より第4楽章

 

井之道義、外山雄三、天沼裕子、山田和樹、渡辺俊幸(指揮)

木村かおり(ピアノ)、その他多彩な出演者。

オーケストラ・アンサンブル金沢

 

 岩城宏之氏は、武満徹氏の信頼も厚く、新曲の初演に多々貢献している。

2006年の東京オペラシティコンサートホールの武満メモリーコンサートの時

私も岩城さんの指揮を楽しみにしていたのですが、病気のため残念ながら姿を見ることができませんでした。いいコンサートになるのではと思っています。

武満徹メモリアルコンサートⅩⅦ

 

 日時:2012年8月30日   開演 19:00 

 会場:キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)

 主催:サイトウキネンフェスティバル

 

武満徹作曲

 アントゥ=タン

 そして、それが風であることを知った

 秋庭歌一具

 

雅楽:伶楽舎

ヴィオリン:井上静香、双紙正哉     ヴィオラ:川本嘉子、柳瀬省太

チェロ:イズ・シュア          フルート:ジャック・ズーン

オーボエ:フィリップ・トーンドゥル   ハープ:吉野直子

 

伶楽舎:芝祐靖が音楽監督をつとめ、雅楽の合奏研究を目的に発足した雅楽演奏グループ。武満徹の音楽のために結成された経緯もある。

小川典子ピアノリサイタル ドビュッシー生誕150年記念 “オマージュ・ア・ドビュッシー”(ドビュッシーをたたえて)

 

 日時:2012年8月11日  開演 19:00

 開場:福岡銀行本店大ホール 全自由席 ¥3000円

 主催:福岡音楽文化協会

 

クロード・ドビュッシー:

 アラベスク第1番

 月の光

 雨の庭

 その他

藤枝 守:

 ガムラン・アラベスク(委嘱新作・世界初演)

クロード・ドビュッシー:

 12の練習曲

 

 小川典子氏はイギリス・日本を主として世界的に活発に演奏活動を行っています。武満徹とも縁は深く、ピアノ曲も演奏しCDも出しています。武満から「君の音色は、ぼくの音楽にあっている気がする」との賛辞もかけられています。努力家で、表現力豊かな演奏家です。

 

武満徹のさまざまな音の世界

    没後15年追悼公演『武満徹の音楽Ⅱ』

 

 日時:2011年11月19日(土) 15:30

 会場:文京区シビックホール 小ホール

 主催:(公財)文京アカデミー

 

構成・解説 大原哲夫。

武満徹は、文京区本郷一丁目で生まれ、青春期の多感な時期を区内で過ごし、文京区とはたいへんゆかりのある作曲家です。

 今回は、前半に岸田今日子さんらの声の録音による「テープ音楽〈A・l〉」と、今回が初演となる自然音の録音によるラジオ作品<音の四季>、そしてソプラノ・ギターによる「うた(sonng)」を、後半はフルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、ハープによる室内楽を演奏。多彩なプログラムで「武満徹のさまざまな音の世界」を楽しむ内容です。

東日本大震災被災者支援 チャリティーコンサート

     詩と音楽を届けよう!

 

 日時:2011年4月16日(土) 13:00

 会場:西南学院大学チャペル

 主催:チャリティーコンサート開催呼びかけ100人会

 

 谷川俊太郎さんとDiva(谷川賢作さんがくむ3人の現代詩の曲を演奏するトリ

 オ) が、第一部 ①谷川俊太郎さんに聞く ②地元ミュージシャンによる演奏

 第二部 ・谷川俊太郎さんお詩の朗読+Divaコンサートの内容で公演します。

 

鮫島有美子ソプラノ・リサイタル

 

 日 時:2011年3月19日(土)

 会 場:福岡銀行本店15:00~

 主 催:福岡音楽文化協会・シアターネットプロジェクト

 

 武満徹/谷川俊太郎の「三月のうた」、武満徹 「小さな空」や日本の唱歌

 世界の歌を小川典子ピアノ伴奏で鮫島有美子が歌う。小川典子はイギリスを中心に

 音楽活動。彼女の武満徹の現代ピアノ曲の演奏の評価は高い。  

武満徹の音楽

 

 日 時:2010年11月7日(日)

 場 所:文京シビックホール15:00~

 主 催:(財)文京アカデミー

 

 元小学館編集長大原哲夫氏のプロデュースによる武満徹の室内楽のコンサート。

武満徹 80歳バースデー・コンサート

 

 日 時:2010年10月8日(金)19:00~

 場 所:東京オペラシティコンサートホール

 

 武満徹の80歳の誕生を祝して、オリヴァー・ナッセン(指揮)、ピーター・ゼルキン(ピアノ)、東京フィルハーモニー交響楽団による演奏会。

今井信子ソロリサイタル

 

 日 時:2010年9月19日(日)18:00~18:45

 場 所:アルカスSASEBO  

 

 世界を代表するヴィオラ奏者。武満徹の「鳥が道に降りてきた」「そして、それが風であることを知った」等を演奏して、CD録音がある。

 アルカスSASEBO http://www.arkas.or.jp